2019/03/11 18:14
こんにちは。
東日本大震災から今日で8年。月日が経つのは早いものです。
我らが熊本も、同じく被災した地として色々と考えさせられます。
とは言えここで暗い話になってもしょうがありませんので、タイムリーに「再生/復活」と言った意味ではある意味通ずる、こちらをご紹介。
LIKE THIS LIKE THAT : C.F.JOHNSON ltd. twist stripe shirt(REMAKE)
当店オリジナルリメイクブランド「LIKE THIS LIKE THAT」より、出来立てホヤホヤの新作アイテム。
usedのボタンダウンシャツの身頃を中央で水平にカットし、前後を反転させて再結合。
プルオーバーシャツへとリメイクさせた1枚です。
この型は定番として何着も作り続けておりますが、今回は以前一度だけ試みたボタンダウンフラップのタイプ。
即ち、ボタンダウンカラーの襟を撤去してスタンドカラーに。
撤去した襟を加工して、胸ポケットのフラップへと生まれ変わらせております。
「再生/復活」的な仕様ですね。
しかし何と言ってもこのtwistシャツの見どころはこちらのバックスタイルかと。
前開き部分だったパーツが背面にツイストされ、テーラードジャケットなんかで言うところのバックベンツ代わりに。
バックのボタンを外して、動いた時にインナーがチラ見えするのも乙なものです。
※画像ではボタンを外しておりませんが...
なかなかバックスタイルにデザインの入ったシャツも多くは無いので、他人と差が付く1着だと自負しております。
ジャストサイズは勿論、ワンサイズup位のサイズ感もおススメ。
プルオーバーシャツ特有のユルい空気感が増長されます。
今の時期は丈の短いアウターの裾から覗かせたり、春めいて来たら1枚で颯爽と。
同型で他に2着作成。
LIKE THIS LIKE THAT : Arrow DOVER twist stripe shirt
優しいレモンイエローベースに2色の細いストライプが走るこちらと、
LIKE THIS LIKE THAT : LANDS’END twist check shirt
ホワイトベースに2色が交差する、タッターソールチェックのタイプ。
同じデザインでも、素材が変われば雰囲気も豹変。
全て「MADE IN USA」のシャツを使用するという、ささやかな拘り。
響く方には響く、重要な要素かと。
因みに個人的な好みですが、私は「THEリメイク」然としたリメイク物が苦手でして。
リメイクアイテムに関しては素材を活かして足し過ぎず、元からそうであった様なデザインを心掛けております。
「最小限に手を加え、最大限の変化を」なんて、カッコつけて言っておきます。
ではでは。
MANNERISM 馬場